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【続編】加瀬農園様を訪問~団粒構造と細土編~

更新日:2021年5月9日

加瀬農園様を野々川尚先生と訪問し、団粒構造と細土について学びました。


学んだこと

  • 植える前の最終仕上げとして、表面を細かい土にする。これを細土と言う。

  • 団粒構造の土とは、大小の粒が混ざり合った土のこと。粒と粒の間には適度な隙間がたくさんできるため、水はけがよく、空気もよく通ります。土の塊に水や養分を蓄えるので、水持ちがよく、肥料持ちもいい。また、団粒の隙間には無数の微生物も棲みつきます。土壌生物の多様性により、野菜を害する特定の生物が蔓延しないため、病害虫も発生しにくくなります。

  • 団粒構造化には、バクテリアとその数が重要。

  • バクテリアを増やすには炭素が重要。

  • 林の土は団粒構造化されている。

  • 林の土は炭素が多い。畑は窒素が多い。

  • 炭素が多いものが良い堆肥である。

  • 畜糞も堆肥だが、炭素比率が低い。

  • 落ち葉、籾殻、バークに炭素が多く含まれている。それを分解するのが、畜糞の大きな役目である。

  • 土が安定するのに、7年ほどかかる。

  • これは、有機物が完全に無機化するのに7年程かかることに由来するのではないだろうか。

  • 人間も、細胞レベルでは約5~7年でほとんど入れ替わっているという説がある。7年といのは、生命のサイクルなのかもしれない。

  • 堆肥を入れると、土の熟成が始まる。

  • 熟成は、ぬか床に例えられる。年数の経ったぬか床でつけた野菜の方が旨い。

  • 土が安定したら農業資材の投入。

  • 輪作体系をきちんとする。

  • 基礎を学ぶ必要はあるが、自分の畑に合わせたやり方をして、自分のものにすることが大事である。

追記

輪作体系とアレロパシーについては、明日以降のブログにて^^

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